フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」は2日、都内で行われたジャーナリスト・安田純平さん(44)の会見を報じた。
安田さんはシリアの過激派組織から解放されるまでの経緯を説明した後、報道陣から質問を受けたが、説明の部分が長く、
会見は予定時間を大幅にオーバーする2時間40分で終了した。また、案内人を介しながら自身の判断ミスで拘束という結果になったことについては「私の凡ミス」などと語った。
会見を受け、木村太郎(80)は「内戦のシリアで何が間違って、失敗したかなんてことは、とてもじゃないけど言えないような状況だと思う。
安田さんが自業自得と言ったけれども、自分で取材をしに行って、こういう結果になった。大変なすごい精神力だったと思う」とジャーナリストとしての行動力を評価した。
「やらなきゃいけないことやって帰ってきた。本当によく帰ってきてね、大変な人だと思いましたね。正しい案内人なんか一人もいないですよ。シリアや中東には。誰が信用できて誰が信用できないかなんてこと、そう簡単に色分けできない状況がシリア内戦では続いている」と安田さんの「ミス」をフォローした。
さらに自己責任論が起こっていることにも反発。「伝えなきゃいけないことがある。伝えに行くんですよ。一番危なくないように行くんだけど、また自業自得とおっしゃったけど、ミスもすることある。
その結果、『自己責任だ!』『そうだろ』っていうのは本当に安田さんにとってはかわいそう」と言い切った。
安田さんへの擁護は続き「一つ質問でね『あなた一生懸命、中東のこと伝えるって言ったけど、シリアのこと誰も日本人分かってねえじゃないか』っていう主旨の質問がありましたね。あれ、けしからんですよ。
何も全体像を伝えに行ったんじゃなくて、本当にミクロの内戦でどういうことが起きてるかっていうことを伝える。そこからいろんなことが分かってくるんでね。
それが『日本で分からなかったからってあなた意味がなかった』なんて言えたものじゃないですよ。こういう人がいっぱいいないと中東情勢って分かんないですよ」と熱弁した。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181102-00000050-tospoweb-ent
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