画家でもある歌手の工藤静香(48)が「第103回二科展」に入選し、東京・六本木の国立新美術館を訪れた。
90年から出品した22回全てで入選。「心の声」と題した80号(縦1メートル45、横1メートル12)の油絵で、まるで自画像のような工藤本人そっくりの女性が歌っている姿が印象的な作品。
これまでも、一人の女性が生きていく上での強さや美意識、人間の英知などを画題に込めてきたが「歌っている人を描いたのは初めて。
6月からのピアノライブツアーの準備に入っていた時期で、歌の世界が筆に投影された気がします」。
ライブツアーがあるため今年の出品を迷っていた中、背中を押してくれたのは2人の愛娘。「“頑張って”と励ましてくれて、長女は誕生日に絵の具をプレゼントしてくれた。これには完全に背中を押されましたね」。
今春モデルデビューした次女のコウキ(15)が話題だが「私は見守ることしかできないので」と慎重なコメント。世界最年少で「ブルガリ」のアンバサダーに就任するなど、
その活躍ぶりが国内外で注目を集めていることには「一つ一つの経験や人との出会いを大切に積み重ねていって、人生の宝物にしてほしい」と母親としての思いを明かした。
二科展は同所で17日まで。工藤の入選作は2枚の連作で、11月25日から敢行する年末恒例のディナーショー(12月24日の東京・京王プラザホテルなど全国5カ所)で展示予定。
「ファンの方たちのこんな歌を聴きたいという“心の声”を受け止めたステージにしたいです」と話した。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180912-00000066-spnannex-ent
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