助成金の不正流用や審判員の不正判定疑惑が浮上している日本ボクシング連盟の山根明会長(78)が3日放送の日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜・前8時)に生出演する予定だったが、出演予定時刻の午前9時に間に合わない事態が発生した。
同番組は、冒頭から「山根会長生出演」とテロップを出し、一連の問題を特集、前日に電話取材した同会長の肉声を放送していた。
しかし、8時53分に大阪府内から大竹真リポーターが出演し「実は8時30分に大阪府内のとあるお宅に来てくれということで、我々、早い段階で7時ぐらいから来ていたんですけども、訪ねたところ中に誰もいらっしゃらなくてですね。
しばらく待っていましたら、山根明会長の妹さんが現れたんですね。妹さんの話ですと午前9時からの生出演は妹さんも聞いていて、山根会長も承諾していたということなんですね。ですから、妹さんも指定された場所に来ていたんですが」と出演にいたる経緯を明かした。
そのため妹が山根会長に電話すると「出たのは秘書の方だった。秘書の方の話ですと、我々が指定された場所とは別のところに山根会長がいらっしゃって報道陣に囲まれて大変なことになっているんだ、と。
だからなかなか出れないし、山根会長に電話が殺到して身動きが取れないということになってしまっている」と説明され、今妹が連絡を取り、時間がどれぐらいかかるか分からないがインタビュー場所に向かっている状況だという。
生出演がドタキャンの危機の大混乱にMCの加藤浩次(49)は「我々生放送。地域によって9時30分で終わる地域、10時30分までやる地域あります。
これ本当、9時30分で終わってしまう地域の方には本当に申し訳ないんですけど、10時30分まで我々待ちますんで。
その時間内だったらいつでも来れるようでしたら、来て下さいと伝えてください。その中で何分できるか分かりませんけど、そこで我々ちょっとでもやりたいと思っていますんで、その意志は伝えてください。
ただ、もしか危険な状況がありましたら、危険を回避するという方向に向かってくださいということを妹さん経由で秘書の方、もしくは山根会長に伝えていただいでいいですか」と大竹リポーターに呼びかけ「間違いなく伝えたいと思います。
現場としても全力を尽くしたいと思います。大変、申し訳ありません」と大竹リポーターは謝罪していた。
番組では生出演する予定だった9時から猛暑のニュースを伝えていた。
さらに9時24分に大竹リポーターから報告が入り、予定されていた場所とは違う場所で落ち合うことになったと明かした。その理由を連絡の行き違いがあったことを説明した上で「その場所で山根会長を待っているところです。
10時30分には間に合う予定です」と話していた。こうした状況に加藤は「難しいかもしれません。9時30分まで放送している地域の方には本当に申し訳ありません」と謝罪していた。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180803-00000123-sph-ent
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