「君たちはどう生きるか」の宮崎駿監督がストーリーボード賞 アニー賞で2冠目 https://t.co/GGR4KpZkYI
作画監督の本田雄さんは「宮崎は実はシナリオを書かない。いきなりストーリーボード(絵コンテ)を書き始めます」と紹介。「絵コンテを描く人間が監督なんだ」という宮崎監督の言葉を伝えた。
— 産経ニュース (@Sankei_news) February 18, 2024
「#君たちはどう生きるか」アニー賞で2冠獲得も作品賞は逃すhttps://t.co/R4oD7DmggG#宮﨑駿監督 の「君たちはどう生きるか」はストーリーボード賞、キャラクターアニメーション賞の2冠を獲得したものの、長編作品賞は逃しました。また、久石譲さんが「ウィンザー・マッケイ賞」を受賞。 pic.twitter.com/QcHDB8ubQ4
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) February 18, 2024
ネットの反応
常々思っていたのだが、
発祥こそ日本ではないが、
マンガやアニメはもはや日本が世界のメッカと言っていい。日本人が世界中のアニメを評価して日本で受賞させる方がふさわしいのでは?
「海外からも評価された」という日本人にありがちな
受け身が当然の姿勢を根本から見直すべき分野だと思う。
日本が主催でアニメ賞を作るのはいいと思うが、そこに参加する審査員がしょうもない奴とか専門外のタレントとかがやって幼稚で権威も無くなってどうしようもなくなるから
アカデミー賞やアニー賞で日本のアニメが受賞して行けばいいと思う。
fby********
>日本人が世界中のアニメを評価して日本で受賞させる方がふさわしいのでは?これはすごくいいアイデアでそうなってほしいですが、少し難しいと思います。
日本のアニメとアメリカ大陸のカートゥーンとは誰が見ても分かるぐらいに違いがあります。
価値観にかなり違いがあるので、結局アメリカにも賞は残ると思いますよ。
>「海外からも評価された」という日本人にありがちな受け身が当然の姿勢を根本から見直すべき分野だと思う。
これは社会全体を見直さないと無理でしょう。
確かにアウェーの環境で結果を出すのは立派だけど、それを差し引いても日本社会自体に海外での結果を礼賛する傾向が強くて、それこそ明治時代からちっとも進んでいません。この考えを社会が捨てないといけないと思います。
それがそうとも言えない状況。
「この世界の片隅に」の監督片渕須直が言っていたけど、今日本のアニメの主題が第二青春を迎えたおっさんが第一青春を描いている作品を描いている作品に極端に偏っている。
世界に目を向けるとアニメの主題はもっと幅広いけど、日本は日本でウケるネタしか作っていない。映画賞の中でノミネート作品を見ると、日本の作品がいかに凝り固まっているかわかる。この状況下で日本主体でアニメ賞を作ると日本が無双するけど、日本人の日本人による日本人のためのアニメ賞にしかならない。そして、そんな賞は結構ある。
>しかし、宮崎さんがもし引退されたらかなりボロボロになる可能性もあるのでは?次世代が育ってないですよね。宮崎はすでにピーク過ぎてるよ。
最近の作品で観たいものないけど。
個人的にはラピュタまでがピークだったと思ってる。
それ以降は自分の世界に入り込んでるように思え、つまんなくなった。
スラムダンクやすずめの戸締りはヒットしてるし、別に気にする必要があるか?
受賞と興行収入は別だったりする。
どっちも取れるといいが、そういう訳でもなかったりする。
しかし、宮崎さんがもし引退されたらかなりボロボロになる可能性もあるのでは?次世代が育ってないですよね。今日本でTV放映されているアニメのどこかで見た感は末期的で黎明期と比較にならないくらいプアです。
新海さんはあまり世界的作品とはならないですよ。高校生の乳を揺らす様な場面のあるアニメは外国では児ポ扱いになります。今の作品はどうだか知りませんが。日本賞を設けるのもいいけど、金なし日本でいいアニメが作れるのでしょうか?
歴代のアニメ映画の世界興行収入ランキングを見ても、1位ライオンキングに始まり50位モンスターホテルまで 中国アニメが26位に入ってるだけで
全部アメリカ作品。。要するに世界での商業的にはディズニーやピクサーが圧倒的ですからな。
北米や英語圏の巨大市場がでかいので。
確かにな~、でも今やクリエイターのほとんどが日本人ではないっていうのもあって微妙だよね。yat>宮崎がいなくても関係ない、宮崎が今のアニメを牽引している訳ではない。
胸に目が行くあなたはそもそもそういう目で見ている、普通気にしない、むしろそのあたりは躍動感を表現するのに必要最低限だと思うよ。
それが日本のアニメ、他国アニメはそういう躍動感とかリアリティーが無く日本のアニメならでは、それが他国のアニメファンには支持されているわけで、上っ面だけの賞などそもそもいらない。
ガラパコスな日本で決まった賞が本当に世界で通用すると思う?
あと、アニメが多様過ぎて何を基準に決めたらいいのか検討つかないね。自分自身で見て評価するのが一番いいよ
他の漫画やアニメは実写化するけれど。
宮崎駿監督作品は、実写化はあまり求められていない。
他の漫画家も、漫画でしか表現できないものを描けばいいのに。
なぜ安易に実写化するのか。
完全に同意だけど、日本のアニメ大賞を一本化するのはムリですね。
あっちこっちで変な綱引きが始まっちゃうから。せめて、それぞれのアニメ賞に外国部門を作ってあげるぐらいですか。
盛り上がりそうもないけど。
最近、君たちはの絵コンテを見ました。
ジブリの作品は必ず絵コンテを見るようにしているのですが絵コンテ見ると映画とは違う作品のメッセージが伝わる。
宮崎さんの思いが書かれていたり。
どんな映画も良かった人とそうでもない人は
必ずいて私にはジブリの中でも好きな作品に入るぐらい好きな作品になった。
今作がとても難しく奥深いという人の気持ちもわかります。
宮崎さんがどんな意味で作ったかも大切だけど自分が見てどう感じ考えるかの方が映画を作る人には意味があるように思います。
響かない人にはいつか別のタイミングで響くかもしれないし思うところや作品のメッセージを感じた人はそれでいい。
宮崎さん自身もそれを望んでいるのではないでしょうか。
アニー賞は、アニメ業界における才能ある監督や作曲家、そしてその他のクリエイターたちの功績が評価される場所ですが、今回の宮崎駿作品はとても難解であり、評価される事を前提として創ったとは言い難い部分もありますね。
久石譲さんも長年一緒に監督と携わったからこその、阿吽の呼吸とも言うべき絶妙さで、映像もストーリーも音楽も海外のアニメのレベルを超えている感もあります。
宮崎作品に限らず、近年の日本のアニメは世界中で高く評価され、恐らくクオリティは世界一ではないでしょうか。
確かに、彼らの作品が海外で評価され、次世代のアニメーション作品に影響を与える事は良いことですが、そろそろアニメに関しては、日本が主導権を握った、日本発信の国際的なアニメ賞があっても良い時期だと思います。
個人的に宮崎駿の作品でストーリーをきちんと理解できたのは紅の豚まで。
私に理解力がないので、それ以降は結局何が言いたかったのかわからなかったが、ファンタジーとして十分楽しめた。
風立ちぬと今回のは駿が、観るもの差し置いても描きたかったものなんだろうと思う。多少置いてけぼり感はあったが、他の監督作には無い感情を抱ける良い映画だとは思った。
年齢的にこれが最後だろうし、長年本当に楽しませてもらったので、素直に受賞は嬉しい。
「ファンタジーとして十分楽しめた。」
同感です。「遠くのよくわからない底なしの世界観」、「ボーイミーツガール」、はラピュタ以来の不思議な感動がありました。
ラピュタはジブリで一番好きな作品ですが、恐らくこれらの要素が面白さを引き立てていると感じます。
母の残した本を読み泣きながら改心し、行動で示す主人公の成長は、多くの子に参考にしてほしいです。
ある時期を境に、少年少女が冒険しながら成長していく夢いっぱいのファンタジー作品は、描くのをきっぱりやめてしまわれましたね。ラピュタやカリオストロを望むファンたちの声に迎合することなく、検索して知った気になれたり、部屋に引きこもってアニメ鑑賞に興じたり、一億総勢、クレーマーかつ匿名で評論家きどりになれる今の時代に冷たい一瞥を投げ、行間が読めない連中には理解できないような、文芸作品を叩きつけてきた気がする。
よく見れば、全て描かれているけれど、説明は一切しない、理解できない人はそれで結構、みたいな。「君たちは」は、観る人の感性はもちろん、文学的な教養が問われる作品かもしれない。
結局『エンタテインメント』としての映画は『紅の豚』までで、それ以降は説教臭くて価値観の押し付けが目立つ作風ばかり。
『カリオストロの城』然り、やはり宮崎氏はエンタテインメントに徹した方が良かった気がする。
風立ちぬは、震災もある戦争もある疫病で奥さんが死ぬ、それでもキャッチコピーである「生きねば」ってメッセージがかなりわかりやすく伝わりましたが。
面白く観れた人、もっと分かり易いエンタメにしてほしかった人、賛否両論、いろんな捉え方をされたこと自体に、意義のあった作品だったと思う。とくに考察したりはしませんが、まっすぐ受け取るだけでも十分伝わるものがあったし、宮崎監督が地を這いながら振り絞った空を駆けるような創造性と、それを世界に定着させる描写力とが素晴らしく、あまりの見応えに、複数回足を運んでしまいました。新海監督は勿論、庵野監督にも、おそらくたどり着けぬ境地。伝えたいこと、描きたいもの、まだ見せて欲しい。心からそう思います。