酒井法子(47)が公益法人「B&G財団」の初代「子ども健全育成大使」に選ばれて話題になっている。
同財団はプールや体育館などを自治体に寄付し、子どもの自然体験活動などを応援してきた。こうした考え方や活動を外部にPRするため「子ども健全育成大使」を新設し、酒井を抜擢したわけだ。
昨年から「砂ASOBeach」というイベントを実施しており、酒井は8月14日に静岡県牧之原市で開かれるイベントで大使デビューを果たす。
酒井は2009年に夫とともに覚醒剤取締法違反で逮捕され、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。そのため18日の就任式で酒井は「たくさんの方に迷惑をかけた。まっさらな気持ちになって社会の役に立ちたい」と気持ちを語った。同財団は大使起用の理由をこう説明する。
「5月に酒井さんがスポーツ紙で『やり直したい』というような発言をしているのを拝見しました。当財団の趣旨は子どもたちに失敗を恐れず挑戦してもらうこと。
酒井さんは見事に立ち直り、再び挑戦なさっているので大使をお願いしました。交通費や衣装代、メーク代は出しますが、謝金はありません」(企画部広報課の担当者)
薬物との関わりについても確認したそうで、「ご本人と所属事務所にお聞きしたところ、(薬物を)完全に断ち切ったとのことでした」(前出の担当者)という。
とはいえ、ネット上には「犯罪者が? 辞退しろよ。将来の子どもに悪影響」「引き受ける方もおかしい」などの辛辣な書き込みが並んでいる。
「酒井さんの社会貢献したい気持ちは立派だと思います」と言うのは元兵庫県警刑事で作家の飛松五男氏だ。
「あくまでも一般論ですが、薬物はたとえ半年でも継続的に摂取したら、もう一度やりたいという願望を捨て去るのは難しいとされています。仕事によって精神的な重圧を感じ、ネットの批判でさらにプレッシャーに悩まされたとき、周囲によからぬ人がいると、ついまた手を出したりする。一緒に住んで生活を監視する人がいたほうがいいと思います」
薬物依存を経験した30代の女性はこう言う。
「私は1人で覚醒剤を使っていたから再使用の願望はありませんが、それでも気が滅入ったときにクスリを差し出されたら手を出してしまうかも。恋人と一緒に使った人のほうがやめにくいそうです」
過去を断ち切って、頑張れ、のりピー!
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180721-00000010-nkgendai-ent
みんなのコメント