“ひき逃げ瞬間映像”出現で、地獄の扉が開いた――。自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ、酒気帯び運転)の疑いで6日に逮捕された元「モーニング娘。」の吉澤ひとみ容疑者(33)の
“決定的瞬間映像”を14日発売の写真週刊誌「フライデー」が報じた。映像からは同容疑者の犯行が想像以上に悪質だったことが明白で、
所属事務所解雇と芸能界追放はもはや不可避。所属事務所の損害は計り知れないものがあるだけに、同容疑者には「億単位の違約金」がのしかかり「借金地獄」が待っている。
吉澤容疑者のあまりにも身勝手な危険運転が白日の下にさらされた。「フライデー」が、事故・事件の瞬間に出くわした車のドライブレコーダーに残されていた決定的瞬間の画像を生々しく報じたのだ。同誌は動画も公開している。
6日午前7時前、吉澤容疑者の運転する白のワゴン車が赤信号を無視、横断歩道を渡ろうとする20代女性が乗る自転車に突っ込みはねて、
さらに40代男性が飛んで来た自転車に巻き込まれて、縁石付近まで吹き飛んでいる様子がハッキリと映っている。事故を起こした直後、停止せずに、そのまま走り去っているのも画像を見れば一目瞭然だ。
この15分後に吉澤容疑者は自ら110番し、東京・東中野の事故現場へと戻った。警視庁の取り調べに対し「車を止めるスペースがなかった」と供述しているものの映像を見れば、当時前方に十分な駐車スペースがあることもわかる。こうした映像が事実なら供述はウソだったことになる。
捜査の焦点となっている「飲酒量」と「飲酒をやめた時間帯」に関しても供述は二転三転している。当初は「缶酎ハイ3本」と話していたが、その後「他にも酒を飲んだ」と明かしていることが判明。
さらに警視庁は、12日までに吉澤容疑者の自宅を家宅捜索し、6日午前0時ごろまでと供述している飲酒時に使っていたとみられるグラスなどを押収。飲酒の事実についての裏付け捜査を徹底的に行っている。
事故直後は所属事務所も、犯した罪のすべてが明らかになるまでは「拙速な判断は控える」との方針だった。だが…。
「時間がたつにつれ、吉澤容疑者のあまりに不誠実な部分が分かってきた。ただ、吉澤容疑者逮捕4日後に義母が、ある週刊誌の記者から直撃取材を受けた直後、“なぜ助けられなかったのか?”という思いから大量の睡眠薬を服用して自殺未遂を図った。
それだけに今すぐの解雇はないでしょうが、起訴されたタイミングでの解雇は十分あり得ます。グループの功労者とはいえ、所属事務所は損害賠償請求も含めて、厳しく臨む姿勢」とテレビ局関係者は明かす。
事故を起こしたタイミングも最悪だった。現在、モー娘は誕生20周年を祝う、様々な企画を進めている最中であることは本紙で再三、伝えてきた。
その一環として、初代リーダーの中澤裕子をはじめとしたOG連が、現役メンバーとともにステージに立っていた。
「OGたちのパフォーマンスを収録したDVDも発売予定だったが、これもお蔵入り、もしくは大幅な再編集をせざるを得ない状況。
また、年末にかけてイベントもいくつか企画されていたが、これも急ピッチで見直し。OG揃ってのテレビ出演の企画もNGとなった」(前出の関係者)
喫煙問題で過去に解雇された加護亜依も久しぶりにモー娘としてパフォーマンスしていたが、その時には吉澤容疑者も同じ舞台に立っていた。DVDがお蔵入りになると、ファンの「記憶」としては残るが「記録」には残らない。
「加護の復帰は所属事務所にとってもチャレンジだった。そのDVDの売り上げも見込めたのに…」と同関係者は指摘。
「モーニング娘。」の金看板に傷をつけたことも大きな痛手だ。「モー娘は武道館で定期的に1万人を集めてライブができる。チケット代やグッズの売り上げを含めれば、単純計算でも1回1億円以上」(芸能関係者)だが、この事件がどの程度影響を及ぼすか想像もつかない。
過去に不倫騒動で謹慎処分となったモー娘OGの矢口真里は、CMの違約金なども含めて、事務所に数千万円の借金があるという。
それと比べても「今回の事件で与えた損害は数千万じゃきかない。事務所が吉澤容疑者に1億円以上の賠償請求をしてもおかしくない」(前出芸能関係者)。
罪を償って仕事をするにしても、芸能界復帰は絶望的。吉澤容疑者は犯した罪の大きさを分かっているのだろうか…。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180915-00000004-tospoweb-ent
みんなのコメント