女優佐藤仁美(38)が、2日放送の「直撃!シンソウ坂上」(木曜午後9時)で、殺人で15年の逃亡の末に時効直前に逮捕された福田和子元受刑者を演じる。福田元受刑者は82年に同僚のホステスを殺害、整形するなどして逃亡生活を送り、時効成立の21日前に逮捕された。福田元受刑者の長男の証言に基づいた「母・福田和子」の物語のドキュメンタリードラマ。
ドキュメンタリードラマは、福田元受刑者が逃亡する日の朝から始まる。家族そろって朝食の席で、唐突に福田元受刑者が「ママ、用事があって遠くに行くけん、しばらく会えんけんね」と語り出す。
この日の夜から14年11カ月(5459日間)にもわたり、整形手術で顔を変え、およそ20もの偽名を使いながら逃亡生活を続ける。
子供たちは祖母の家に引き取られ、事件を報じるニュースが見られないようはテレビを見ることを禁じられる。長男はおかしい空気を感じて、夜中にこっそりとポータブルテレビを見て母の事件を知る。
その後、長男は福田元受刑者とひそかに再会し、共に暮らす。福田元受刑者は地方都市で、ある男性とスナックで知り合い一緒に暮らしていた。福田元受刑者は手記で「神様はどんな運命を私に与えたのか、最後に一番よい人とめぐり合わせてくれて」と書いている。
ここでの親子そろって3年間の生活は、彼女にとってとても幸せなものだったが、警察に追われた福田元受刑者は、長男のもとから去ってしまう。そして、警察の執念の追跡と、時効21日前の劇的逮捕の舞台裏も克明に描く。
さらに、長男が23歳の時に、交際中の彼女を「母・福田和子」に紹介した際のエピソード、逮捕後の面会でのやりとり、そして危篤の知らせを受けて脳梗塞で入院していた病院に駆けつけた際の「母・福田和子」の様子などが、
長男の証言をもとに丹念に描かれている。希代の悪女と呼ばれた福田元受刑者と、子供のころに突如失踪され人生を振り回されながらも彼女のことを「尊敬できる母親」と言い切る長男。他者には到底理解することのできない複雑すぎる親子関係の真相に迫っている。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180801-00286737-nksports-ent
みんなのコメント
今回始めて福田和子様のドラマを拝見させて頂きました。息子様の目線でと言うことで、こちらも親の目線で和子さまを観させてもらいました。自身が天才になれない理由かも解りませんが、和子様にも大切なお子様がおられるなら、被害者様の親の御気持ちが、瞬間も理解できなかったのが不思議で御座います。親と言うものは子供によってセーブできると思います。有りきたりの個人的感想です。