コラム【芸能界クロスロード】
昨年まで相次いだ「不倫」報道が今年は一転、「結婚・交際」報道が多くなった。
不倫と違い新たな展開は少なく、報道も一過性に終わりがちだが、興味深い交際もある。
今がモテ期のIT関連事業を運営する若手実業家と交際する女優が相次いでいる。なかでも気になるのは剛力彩芽(25)の初ロマンス。名うてのプレーボーイ“ZOZOTOWN”の前澤友作氏(42)との恋の行方。恋愛禁止といわれる事務所にもかかわらず堂々の交際宣言。芸能プロ関係者は、「女優として行き詰まった感のある剛力。
最近の芸能界は結婚しても出産しても、バツイチになっても新たな芸能ビジネスに転じる方法が確立されている」という。剛力も交際を機に方向転換を図るのか? さらに吉田栄作と内山理名など交際報道が続くなか、真打ち登場――。ベッキー(34)の新たな恋が報じられた。
昨年までは不倫報道のたびに引き合いに出されていたベッキーだが、今度の相手は巨人の片岡治大二軍コーチ(35)。正真正銘の独身。不倫相手だった“ゲスの極み乙女。”の川谷絵音(29)とは真反対にいるようなタイプ。
意外な組み合わせも、「スクープしたのが巨人の機関紙といわれる“スポーツ報知”。信ぴょう性は高い」というのが業界の見方。報道を承知していたように2人も即座に呼応。「ゆっくりと、しっかりと、歩んでいきます」とベッキーはインスタで交際宣言。タレント仲間からも交際を応援するコメントまで出る珍現象。
交際が発覚しても「友達」といった対応が相場だが、ベッキーはまさに神対応。そこにベッキーの現状も透けて見える。2年前の川谷との不倫→嘘の会見→報道を揶揄するLINEのやりとり。イエローカードが重なりレッドカードで退場処分を受けたように数々のフィールド(仕事場)から退場。
謹慎を経てようやく復帰したが、本来のフィールドではなく単発番組や地方局だった。それでも笑顔を絶やさず与えられた仕事をこなすベッキーの姿に業界内からも同情の声が上がっていた。
「結局、ベッキーがいなくても番組は困らなかった。あえて戻せば、穴を埋めてくれたタレントに失礼にもなる」(テレビ関係者)というのが現実だった。
ベッキーに限らずおしゃべりタレントの宿命でもある。再生を果たすべく「ママタレ」など新たな肩書を付けるのが最近の流れ。
ベッキーはまずは交際宣言で過去を払拭。今後も交際途中経過→結婚→出産を発信していけば、元のフィールドに戻れる好機につながる。
(二田一比古/ジャーナリスト)引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180705-00000017-nkgendai-ent
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