1987年春に始まって、98年春に放送終了した「鶴瓶上岡パペポTV」(読売テレビ)。笑福亭鶴瓶と2000年4月に芸能界を引退する上岡龍太郎が2人でトークをする55分の番組だ。
ことに上岡の歯に衣着せぬ物言いが人気で、深夜にもかかわらず、彼の毒舌に思わず快哉を叫んだ視聴者も少なくなかった。その中には、上岡がひとりで御説ごもっともな「反社と芸人」論を展開する回がある。
「芸人ちゅうんはなんや言うたら、落ちこぼれ人間ですよ。社会のはみ出しもん。アウトロー。いわば暴力団と一緒ですから。我々とヤクザは一緒。
そやからあの、芸人とヤクザが癒着したらいかん言うけどウソ、あんなもん。根が一緒やから癒着もなにも、もともと同じタイプの人間やからね」
今となってはテレビから駆逐されて久しい紫煙をくゆらせながら、上岡はこんな風に続ける。
「できるだけ楽したい、ね。みんなと一緒のことはしたくない。そや言うて、ちやほやして欲しい、お金はようけ貰いたい。
ほとんどこういう考えの人間が芸人とヤクザになるんですね。ただ、向こうは腕が達者でこっちは口が達者やったいうだけでね。
(中略)我々芸人の言うこと聞いて、“へえ”とか“なるほどなあ”とか、そういうことを一般の人は言う必要ないんですね。“ふん、バカが”と、こう思うてりゃええ」
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190810-00576370-shincho-ent
ネットの反応
本当に良い加減、適当で口が達者な芸人だった
持てたし女癖が悪くて週代わりで出演する女の子は自分の好みで選んで毎週手を出して
人気番組を1つ終了させた
紳助も彼をリスペクトしてたし語りが似てるのはその為かも
上岡龍太郎を超える「話芸」をいまだ見たことない。
EXテレビだと思います。
今の時代にも全く通じる発送と考えだと思う。上岡さん、いまの吉本の騒動、阿呆らしいと思ってると思います。どうでもいいやんって。
パペポ毎回録画してたなー!懐かしい。
それ、Youtube見たやろ。
上岡龍太郎、好きやったなぁー。
ノックさんとの漫才、本当に傑作やった。
皆分かってて見てると思ったけど世間は違ったのかな
昔から芸人そのものがヤクザみたいな事やってるし自分はそれを理解してお笑いを見ていますよ
11PMの後番組として始まったEXテレビは上岡龍太郎と島田紳助のコンビがMCでしたが、その番組内容は、現在の過剰なコンプライアンスの元ではとても放送できない過激で先鋭的かつ実験的なものでした。
放送倫理や視聴率など、TV界ではタブーとされていた問題に果敢に斬り込んだ企画も多く賛否両論ありましたが、その斬新で画期的な企画の一部は、後の番組に様々な影響を与えた記憶があります。
当時のTV番組の限界に挑戦し、現在のインターネットTVでやっている様な実験的な企画を、はるか以前に実践していた上岡龍太郎の先見性にはただ驚くばかりです。
ヤクザは腕が達者で芸人は口が達者は妙に納得できるけど。
もう取材は受けない、その姿勢に感服する。
ご本人は顔をしかめられるかも知れないけれど、こうおっしゃっている上岡さんには圧倒的な品があった。目線、声量、声質、一分の隙もなかった上に本当におもしろかった。
SNSを使って庇い合う昨今の芸人もどきとは違う次元の方です。
また上岡さんに会いたいなぁ。
昔は芸能人とヤクザは持ちつ持たれつでやってきた。代表的な事は
山口組の田岡一雄組長が経営する「神戸芸能社」だ。昭和30年代後半から昭和50年代ぐらいまで日本中の半分以上の地域で芸能人の興行権を握っていた。それは田岡一雄の面倒見の良さからきている。
当時は、美空ひばりを初め山城新伍、鶴田浩二、田端義夫、里見浩太郎、北島三郎他挙げたら切りがないほど、田岡を慕っていた。
しかしその後芸能人とヤクザの付き合いが厳しくなり、美空ひばりなどはNHKの「紅白歌合戦」に出演出来なくなった。平成三年に「暴力団対策法」が出来、これ以降ヤクザの数が、最盛期10数万が1万を切るようになった。
ヤクザの影響力が無くなりつつあるのに、たとえば伸介のように付き合いが残っている芸人もいたが、伸介は責任を取り引退した。
上岡竜太郎の話は昔の事で今は通用しないが、現在は「反グレ」が
幅をきかし、オレオレ詐欺等を行っている。
上岡さんの話術、間合い、全てにおいて1番。
紳助やさんま、松ちゃんは遠く及ばない。
探偵ナイトスクープの司会も素晴らしく面白かったな。
若い世代は知らなくて当然だろうな。
ミキの伯父さんだということも知らないだろうし。
新潮社が上岡さんに寄せてくる?それとも新潮社だから答えないのか?
やっと、まともなコメントに出会いました。まともな人は吉本興業の門はくぐりません。「そんな事してたら吉本興業に入れるで」は大阪では常識なんですな!
この方みたいに60、65歳位で皆さん引退まで行かなくても、たまに出る位にして、
つぎの世代に任せることすれば、若手もチャンスどんど来ると思います。
芸人はそれでいいでしょ。
色気のあるダンディーで頭のキレる紳士。
大好きです。
上岡さんのピリッと辛子の効いた感じは、
ナイツの2倍、爆笑問題の5倍くらいの
切れ味があって、スパッといって清々しい。
しかも面白い。
それに比べて村本は切れない上に
面白くない。レベルが違う
その通り!
そして現在は一般人なので取材を受けない。
どこぞの引退した方は、ここぞとばかりにコメントされてましたが、上岡さんの方が好きだな。
芸は一流、人気は二流、ギャラは三流、恵まれない天才、上岡龍太郎です。これを一気に喋る。おもろかった。
芸人が芸能人と呼ばれ、銀幕スターと立ち位置が同じ様な勘違いをしている。ヤクザ社会にも吉本や芸人には迷惑をかけないと言う約束事があり、親分連中は若い衆に伝達しているはず。
パペポは大好きで良く観ていたね。上岡さんの「大阪でひったくりするんは、奈良や和歌山の田舎もんですよ」と言う当時でも大問題になった発言が懐かしいね。
少なくとも今の芸人は違うでしょ。ヤクザはそうだが。
そのとおり、大声ではしゃいでいるだけの、自分だけ盛り上がっているのは、見てられないからチャンネル変えてしまう。
上岡さんのしゃべりは天才と思う。ラジオ聴いていても、いつしか、引き込まれて、頭の中で映画が流れているようにしみこんでくる。
パペポは不滅です
たしか鶴瓶師匠がいない時の回ですよね。
パペポは名言が多く、そのほとんどを覚えている印象的な番組だった。
きらきらアフロもヤブツルもいいけれど
あの伝説の番組、最後にもう一度見たいと思うのはファンのわがままでしょうか。
「もう私は一般人ですから」この潔さ。
反社との関わりを有耶無耶にしたまま引退しておきながら、復帰を狙ってか時折しゃしゃり出てくる「S氏」にも見習って欲しいですね。
無学で不勉強な自分は
放送当時から現在に至るまで上岡龍太郎の言葉でいろいろな知識を得られたと思っています。
知識だけではなくモラルなども
改めて気付かされることも。
本人は芸人なのでワザと放送禁止や
常軌を逸したような言動もしてきただろうけど
反社についてのこの発言をした時もこんな的確な発言をする人が芸人(=反社?)なのが面白いなと思った事を思い出しました。
たかじんさんと竜太郎さんは別格
「吉本入れんで」は確かに幼少の頃
怖かった。(笑)