ジャニーズ事務所に激震が走るのか。30日発売の「週刊文春」が、ジャニー喜多川社長(86)がその後継者として、同事務所のタレント、滝沢秀明(36)を指名したと報じたのだ。これから何が起きていくのか。
もともとジャニー社長から目をかけられていた滝沢は、近藤真彦(54)、東山紀之(51)、木村拓哉(45)とともに将来の幹部候補とみられていた。年齢的にいえば、近藤、東山、木村を超えて、一足飛びにトップになる形だ。
長年ジャニーズ事務所をウオッチしてきた芸能評論家の肥留間正明氏は「この10年、後継者は東山とささやかれていた。
それだけにハレーションもあるかもしれないが、あくまでも制作部門を滝沢が引き継ぐということ。タレントのマネジメントについてはジュリー景子副社長が担っていくという構図は変わらないだろう」と指摘する。
ジャニーズの活動の根幹である舞台を担っていくのが滝沢で、バラエティーやドラマといった仕事についてはジュリー副社長が受け持つというすみ分けは変わらないというのだ。その上で、今後起きる事態についてこうみる。
「もともとジャニー社長のタレント発掘の視点は独特だった。まずは運動神経がいいかどうか。ダンスが踊れなければならず、ルックスや歌はその次という考え方だった。だからこそ、ジャニーズは十人十色の個性をもったタレントの集まりだった。その考え方をどこまで引き継げるのだろうか」
滝沢が並み居る先輩を抜き去って後継者になるならば、いったいどんなことが起きるのか。こんな懸念も示す。
「滝沢は今後、新人タレントのアレンジをやっていくことになるだろう。その中で、事務所内には滝沢の影響下にあるタレントが増えることになる。こうなったとき、彼より年上で、ベテランのタレントたちがどう反応するか。
自分たちの居場所がなくなったと感じたタレントが独自に動き出し、収拾が付かなくなる可能性がある。どこまでジュリー副社長がタレントを束ねていけるかにかかっている」
ジャニーズ事務所も新たな局面を迎えているのかもしれない。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180831-00000006-ykf-ent
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誰がやっても、イメージ悪すぎて売れないのでは?