ものまねタレントSeikoに暴行→普通の世界じゃないから結構この手の話はありそう

松田聖子のものまねで知られるタレントのＳｅｉｋｏさん（４８）に暴力をふるい、全治３週間のけがを負わせたとして、警視庁が芸能事務所「アッシュ」の自称社員・小林英雄容疑者（５２）を逮捕した事件――。

 

小林容疑者は容疑を否認し「一緒にいたが、暴行はしていない」と供述しているというが、この事件はやったやらないだけで済む話ではないようだ。Ｓｅｉｋｏさんが日刊ゲンダイの取材に答えてこう言った。

 

「もともとは美容液のアンバサダーになって欲しいという話だったんです。ところがいざ契約したら、１口５００万円の水への投資を集めて来いと強要された。アンバサダーとは広報みたいなもので、ＳＮＳやブログで商品をＰＲするのが仕事なのですが、契約とは全く違うし、私の知らないうちに小林はその会社の役員になっていた。社長と結託して、最初から私に営業をやらせようとしていたとしか思えない。

 

それで『アッシュ』に抗議したところ、事務所ではなく品川駅港南口のカラオケ店に小林は私を呼び出して『（契約）解消だあ』って。『男の仕事に口を出すな。そういうかわいくない女には何もしてやらねえ』と激高して、私を突き飛ばし足蹴にしたんです」

 

■売春斡旋、パワハラ、投資詐欺……

 

Ｓｅｉｋｏさんが小林容疑者と知り合ったのは７年前。「ゆくゆくは一緒になろう」などと言って近づいてきたという。

 

「小林には妻がいたのに、そうした言葉をちょっとでも信じて近づけてしまったのもいけなかった」とＳｅｉｋｏさんは続けた。そうこうしているうちに、小林は裏の顔をのぞかせ始め「掃除婦やスーパーのレジ打ちでもしろ！」「ものまねタレントなんて、タレントでもなんでもねえ」といった暴言をいくつも浴びせられていたそうだ。

 

事情を知るある芸能関係者はこう言う。

 

「彼はマハラジャやヴェルファーレなど、ディスコの黒服上がりで、その後大手レコード会社に転身。『アッシュ』の社員と報じられていますが、実際には小林が事実上の社長である『パールハーバー』という会社を持っていて、そこへ『アッシュ』から金を振り込ませていたようだ。企業幹部らにタレントやモデルの女の子を斡旋し、バラエティーとかグラビアに出ている売れっ子は一晩９０万円だと吹聴していたという噂もある。そうした斡旋相手の企業に株主になってもらったりもしていたらしい」

 

タレントを使った売春斡旋、パワハラ、不可解な契約に投資詐欺まがいの商売。「君に会いたがっている社長がいて、『営業の仕事をくれるから衣装合わせに行って』と小林容疑者に言われ、行ったら、その相手とふたりきりになっていたと証言する女性タレントもいます」と前出の関係者は言う。

 

警視庁は恐喝容疑でも小林容疑者を捜査中という情報もある。いずれにせよ、今回の逮捕によってあぶり出されようとしている芸能界の闇。「小林はこれまでの悪事を全て白状し、罪を償うべき」と、Ｓｅｉｋｏさんは訴えているが、こうした被害者は氷山の一角のはずだ。

引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171122-00000007-nkgendai-ent

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