俳優の水谷豊(66)が主演を務める国民的刑事ドラマ「相棒」の新シリーズ、テレビ朝日「相棒season17」(水曜後9・00)が17日に30分拡大でスタートし、2016年12月に芸能界引退した元俳優の成宮寛貴さん(36)が回想シーンで登場。セリフのない数秒の映像ながら、インターネット上には歓喜の声が相次いだ。
「不意打ちでカイトくん出てきて、膝から崩れ落ちそうになった」「こういう場合、いなかったことにすることが多いけど、ちゃんと過去に触れてくれるのはうれしい」「はよ帰って来てよ、カイトくん」
成宮さんは主人公・杉下右京(水谷豊)の3代目の相棒・甲斐享を演じた。「season11」(12~13年)から「season13」(14~15年)に登場し「カイト」の愛称で親しまれた。
「season13」最終回は法の目をかいくぐる悪党だけを狙った連続暴行事件の犯人「ダークナイト」をめぐる捜査が描かれ、ショッキングなラストとともに成宮さんが卒業した。
この日は享の父で警察庁長官官房付・甲斐峯秋(石坂浩二)と警視庁副総監・衣笠藤治(杉本哲太)との会話の中に登場。
衣笠が、親友の息子で特命係に“左遷”された青木年男(浅利陽介)のことを「決して頭は悪くないが(中略)出来が悪い」と評し、
その流れで、甲斐は「出来の悪い子ほど、かわいい」と享を思い浮かべ、成宮さんの横顔が流れた。エンドロールにも「甲斐享 成宮寛貴(回想)」と表示された。
昨年3月22日に放送された「season15」最終回にも登場。成宮さんの電撃引退により最終回出演構想は消滅したとされていたが、SNS上は驚きと喜びのコメントがあふれた。
同局の早河洋会長兼CEOは3月28日の定例社長会見で「過去の相棒の取り組みみたいなものをストーリー展開しているので、成宮くんも資料映像的に登場させたということ。使用について問題ないと思いました」と経緯を説明している。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181017-00000178-spnannex-ent
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