日本文学振興会は15日、『第163回芥川龍之介賞・直木三十五賞』の選考会を東京・築地「新喜楽」で開き、芥川賞は3回目の候補入りとなった高山羽根子氏(45)『首里の馬』(新潮三月号)、初ノミネートの遠野遥氏(28)『破局』(文藝夏季号)2作が受賞した。

一方、直木賞は馳星周氏(55)の『少年と犬』(文藝春秋)に決定。1997年、デビュー作『不夜城』での初候補入り以来23年、7回目ノミネートでついに受賞を果たした。

■第163回芥川龍之介賞 候補作(掲載誌)※作者五十音順・敬称略
石原燃『赤い砂を蹴る』(文學界六月号)
岡本学『アウア・エイジ(Our Age)』(群像二月号)
高山羽根子『首里の馬』(新潮三月号)
遠野遥『破局』(文藝夏季号)
三木三奈『アキちゃん』(文學界五月号)

■第163回直木三十五賞 候補作(出版社)
伊吹有喜『雲を紡ぐ』(文藝春秋)
今村翔吾『じんかん』(講談社)
澤田瞳子『能楽ものがたり 稚児桜(ちござくら)』(淡交社)
遠田潤子『銀花の蔵』(新潮社)
馳星周氏『少年と犬』(文藝春秋)

■選考委員
【芥川賞】小川洋子、奥泉光、川上弘美、島田雅彦、平野啓一郎(新任)、堀江敏幸、松浦寿輝、山田詠美、吉田修一
【直木賞】浅田次郎、伊集院静、角田光代、北方謙三、桐野夏生、高村薫、林真理子、三浦しをん(新任)、宮部みゆき


ネットの反応

1.
馳さんも今ごろ…って苦笑いかもな
2.
受賞おめでとうございます。
3.
平成以降の両賞には権威も無ければ、重みも無い。金を出して買ってまで読みたい思いも全く無い。審査員も書いた者達も昔とレベルが違い過ぎて、今や価値は地に落ちた。兎に角、読む気が全くしない。

例えば、芥川賞について言えば、第1回の石川達三の蒼氓を読めば、違いは歴然としている。

4.
このニュースを見て、あの少林サッカーの人が直木賞をって驚いたのは私だけだろうか?

絶対に他にもいるはず。

ちなみに少林サッカーの人は「周星馳」

名前が、似すぎ!(^^)!

5.
物語を何百ページも書けるのは
凄い天才
6.
今年はまともに外出れないから、こう言う作品色々読んでみようかな(^^)
7.
芥川龍之介作品は、とても好きだ。
しかし、芥川賞受賞作家で、龍之介に比肩し得る作家には、未だに出会ったことがない…というのが、正直な感想。
勿論、それなりに優れた作品、とは思いますが。
8.
前から思っていたけど、直木賞って功労賞みたい。

受賞作より、前作に遡った方が面白い。

宮部みゆきさん、や東野圭吾さん、なんか特に顕著だよネ。

でも、馳星周サン、おめでとう。
逆から読むと、チャウ・シンチー(笑)

9.
数年前芥川賞を取った作家さんの他の本を読んだら質の良い難解さではなかった。

質の良い難解さならいくらでも読めます。

10.
お三人様、受賞、おめでとうございます。

特に、馳さんは7回目のノミネートの末に
勝ち得た直木賞で、喜びも一入と思います。

私が今でも強烈な印象を持っているのが、「蛇にピアス」。
芥川賞の「蹴りたい背中」と同時に、直木賞を受賞した。

20歳と19歳の若い女性だったが、特に、蛇にピアスの
性的描写、生理現象の描写、アングラな世界の描写が、
この19歳の金谷さんが、自分で体験していなければ
書けないだろう、と思われる程、具体的だったのが
第一に驚異で恐怖だった。

一体、どんな生い立ちで、思春期で、始まったばかりの
青年期を迎えたのだろう?とそんなことまで、考えさせ
られた。

授賞式の写真から伺えたのは、コケティッシュでふくよかな
感じで、それが著書の主人公のイメージと完全に重なった。

女優の吉高さんとは、全然違うタイプのような気がした・・

芥川賞作品は、私には退屈な内容の物が多い。

11.
不夜城はその場にいるような臨場感が感じられるほんとに凄い作品
その後の続きも面白い
おめでとうございます
12.
今年も取れんかったぁー
13.
55才でもらっても、どうでもいいんじゃないだろうか?
14.
馳さんおめでとうございます!。
いやいやいや何か最近作風変えてきてるなぁと思ったら・・・狙ったな(笑)。
ハードル上がっちゃったし、次大変だよ。

もうノアール系書かない?
いやいや許しませんよ。
次回ゴリゴリノアール作品期待してます。

15.
受賞している人が段々解って来た。
やっぱり閉鎖的な世界。
16.
落選した中にもいい作品はあるし
17.
好きな作家でも、賞を取った作品はくそつまらなかったりする。自分はいつも審査員と気が合わないみたい。本屋大賞の方が納得いくことが多い。
18.
ハリセンボンかと思った。
19.
何年か前に 又吉が取った芥川賞を思い出したけど

初めてそんな文学書を読んだ

感想はなに? この 中学生の日記

だった覚えがある

「この時 鈴木先輩が こんなことして面白かった だから僕はすごいなと思いました」

みたいな 感じの なんの事?みたいな ものが芥川賞受賞とか 訳わかんないから 二度と信用しません

20.
近藤春菜は小説も書けるのか。
21.
純日本人はなかなか選ばれない
ここでも日本人差別が横行している
22.
おめでとうございます
でも、馳氏は今更かもしれない
23.
芥川賞がもう地に落ちすぎた。

一発屋の
変な人ばっかり。

24.
明日のスッキリで春菜が「芥川賞とってねぇわ!」って言ってくれるのを期待しちゃいます。
25.
芥川賞も直木賞も乱発し過ぎだ。
26.
左の方は、ハリセンボンの方ですか?
27.
作家のギャラを上げるべき。本書いてるよりテレビ出てる方が楽でギャラが何倍も良いのは不思議。
28.
何回に一回は宣材写真あるような人が選ばれる
おばちゃんの方は実力でしょう
29.
蜘蛛の糸には及ばない
30.
15年ぐらい前に直木賞受賞作とは如何ほど面白い作品なのかを知りたく、発表直後に買った本が「私の男」。
普段は小説をそんなに読まないが、この作品は読みやすくて面白かった。
映画化もされている。

受賞外の作品もきっと面白いのだろう。
「容疑者Xの献身」も映画化され、あれは映画館で見たが、今でも覚えているほど面白かった。

自分にあうあわないはあれど、一度こういう受賞作を読んでみるのも人生の教養としては悪くないと思う。
特に直木賞は大衆文学なので普段小説を読まない人でも読みやすいと思う。


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