日本将棋連盟は25日、今月21日に無冠になった前竜王・羽生善治(48)の肩書を「九段」にすると発表した。羽生本人の意向を受け、決定した。25日付で「羽生善治九段」となる。
羽生は20、21日に行われた防衛戦の第31期竜王戦7番勝負第7局で挑戦者の広瀬章人現竜王(31)に敗れ、27年ぶりの無冠に転落した。
竜王と名人は失冠後に肩書を「前竜王」「前名人」か、あるいは段位かを選択できる規定になっており、羽生の新しい肩書が注目されていた。失冠後、連盟側に意向を問われた羽生は段位である「九段」を希望した。
将棋界内部には、偉大な功績を考慮して「前竜王」か、引退後に名乗る永世称号を現時点で付与すべきという意見もあったが、羽生は特別扱いを望まなかった。
現役棋士として、無冠であることを示す段位「九段」とともに新しい挑戦を始める決断をした。23日、羽生は、今後について「前に進んでいかなくちゃいけませんので」と語っていた。
「前竜王」の称号には、待遇面や対局でのシードなどで優遇される利点があるが、2014年に竜王を失冠した森内俊之現九段(48)、15年に失冠した糸谷哲郎現八段(30)も選ばず、段位を選択している。
羽生が段位を肩書とするのは、六段として臨んだ第2期竜王戦7番勝負の第8局で島朗竜王(当時)から初タイトルの竜王を奪取した1989年12月27日以来、29年ぶり。
羽生は翌年11月26日の第3期竜王戦7番勝負第5局で谷川浩司王位(当時)に敗れて無冠になっているが、当時は「前竜王」を名乗った。
約4か月後の91年3月18日の第16期棋王戦5番勝負第4局で南芳一棋王(当時)からタイトルを奪取してから27年間、常にタイトル名か複数冠を指す「数+冠」の称号を持ち続けた。
九段は段位の最高位で、現在は現役棋士21人と引退棋士14人が肩書として名乗っている。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181225-00010003-spht-ent
ネットの反応
羽生さんは絶対に九段を名乗ると思っていました。またタイトルを奪還してくれると信じています。
どうあれ羽生さんが偉大である事には変わらない。
ITの時代に乗った若手に勢い
羽生さんもITは出来る
ここからの復活を期待してる
まだまだ現役だってことだと思う。
藤井君の出現が彼を安心させたのでしょう
出る杭は打たれるからね、大変だよ。何万枚?もの賞状にサインさせたりw
さすがです
これだけの記録を継続的に打ち立てて、多方面で将棋界に貢献し、さらなる向上心をお持ちとは、讃える言葉がありません。若手棋士がAIの戦略を多用してくるなか、将棋の強さ、楽しさはそれだけではないと体現されるお姿を、これからも応援させていただきます。
九段てすごいんだ
羽生さんは現役でいつまでもいてください
永世称号有るのに九段、羽生さんらしいと言えばらしいですね。
予想どおり。羽生さんらしいね
「あ、はい、九段で・・・」
タイトル戦の戦いの中でも、羽生九段は、脚の早い現代将棋にマッチした戦いを見せた。従来の羽生九段の棋風とも異なる新しい境地を見せた。
無冠になり、より自由に研究できるように思う。アルファゼロのようなAIは、将棋の新しい可能性を示したと羽生九段自らも語っていたが、そういうAIの示す可能性をも取り込み、新しい戦略をもって、より強い将棋を魅せてほしい。
また、若手からタイトルを奪取して、よみがえってほしい。
羽生さんらしいと思います
余裕を感じます。
羽生さんは先人(特に谷川さん)に倣うところがあるので九段を希望するかなとは思ってました
昔はこの人を段位では呼べないという周囲の配慮もありましたが、永世名人や永世棋聖が九段を堂々と名乗られてる現在では段位で呼ぶことの抵抗もだいぶ弱まってますしね
羽生・藤井の番勝負は難しくなっちゃったかな
残念
名前の後の肩書きなんて不要かつ無意味な存在。将棋を知らない人でも羽生さんは知ってる。空前にして絶後の人物。
永世ならともかく正式呼称が「前竜王」だなんて既に過去の人扱いに感じます。9段を選んだのは自然なことと思います。
連盟も毎回どっちにするか選ぶんじゃなく段位で統一とすればいいんじゃないですかね。
現役なのに「前竜王」だなんて呼ばれ続けたらバカにしているのかと思う棋士もいるんじゃないですかね。
子どもの頃は「将棋が凄いお兄さん」と思いみていました。それは今も変わりませんし、凄く真っ直ぐな方なのだなと思いました。駒の動かし方位しか分からない私ですが大人になった今でも注目しています。
羽生九段、素晴らしい現役棋士です。
『羽生九段』新鮮な響き。
無冠は、ほんのひとときになるとは思いますが。
「羽生善治」そのものが
最強の称号みたいなものですしね
永世七冠にして欲しかった。
これで現役で永世を名乗ることは、皆難しくなった。
でも、これが『らしい』のかな。
ショートプログラムの四回転が今一だったかも知れません。
いきなり前竜王って使ってるし。
平成が終わっていくのをヒシヒシと感じる今日この頃。
やはり”九段”ですな・・・闘う意思が満ちてきそうです。
楽しみです。
負けること自体がニュースになるのが、本物のプロ
ものすごい人やわ…
さすが勝負師、称号は自分で勝ち取るということですね。
賞賛します。
かっこいいな羽生さん
本人がもうタイトルを取る自信がないのなら、前やら永世を名乗るんでしょうけど、まだまだやれる自信もあるんでしょうね。
同世代のスターですし、若い者には負けないで頑張ってほしいです。