コラムニストの勝谷誠彦さんが28日、肝不全のため亡くなった。8月に重症アルコール性肝炎で緊急入院。10月以降も入退院を繰り返していたという。
兵庫県伊丹市の「たにみつ内科」で日々診察にあたっている谷光利昭院長は、大量の飲酒の怖さについて説明し、57歳の論客の早すぎる死を惜しんだ。
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診療の合間だった28日午後2時前、そば屋さんに駆け込み、お茶をすすっていると衝撃的なニュースが流れ、思わず席を立ってしまいました。テレビは勝谷誠彦さんの死去を伝えていました。原因は、アルコール性肝炎が急性増悪したことによるようです。
アルコール性肝障害の概念は、5年以上の過剰な飲酒が主な原因と考えられる病態です。「過剰な飲酒」とは、純エタノール60g以上の飲酒を指します。
日本酒であれば3合以上、ビールなら大瓶3本、ウィスキーはダブル3杯程度が目安です。ここで勘違いしないで頂きたいのは、日本酒、ビール、ウィスキーの合計ではないということ。女性の場合は上記の量の3分の2とされています。
アルコールの過剰摂取によって肝臓に脂肪が蓄積して脂肪肝となり、さらに進むと肝臓に炎症が起こり、炎症を起こした部分が硬くなるという現象、すなわち線維化が起こります。そういった状態で、常習としている飲酒量を急激に増やすことによって、
アルコール性肝炎が起こってしまうのです。アルコールそのものによる肝障害と、アルコールの過剰摂取による脂肪の蓄積が、その原因とされてきましたが、現在は、その他に免疫機構の関連についても解明されてきています。
治療としては「禁酒」は絶対条件として、アルコール依存状態であれば精神科との連係も必要になってきます。その他にバランスの取れた食事をとることを励行し、ビタミンや肝細胞庇護剤の投与をすることもあります。
重症の場合には大量のステロイドを投与したり、血漿(けっしょう)交換、透析などを施行するケースも。
以前に腹痛で入院されたあとの勝谷さんを拝見したことがありますが、ふっくらとされているようでした。ステロイドを大量投与した際の副作用として、そうなるケースがよくあります。とにかく過剰な飲酒を長年続けることは、非常に危険なことなのです。
私は勝谷さんの歯に衣着せぬ言いっぷりが大好きで、テレビなどで鋭いご指摘をされるのを楽しみにしていました。時々足を運ぶお寿司屋さんに、勝谷さんもよく来られていると聞き、勝手に“親近感”も持っていました。
さらに同じように大のお酒好き。まだ57歳、もう少し早く飲酒を自重してほしかったなぁ…という思いは強いです。自戒とともに、心からご冥福をお祈り申し上げます。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181129-00000050-dal-ent
ネットの反応
酒もやめられないような意志の弱い人間w
お酒はかなり飲む方ですが、運動をすれば健康になれます。
事実、健康診断でガタガタだった私の体は飲酒量は変わりませんが、
運動によってオールA判定になりました。
57歳で死ぬのは早いよって思ったけど、写真見て納得してしまった。
これは57歳の老け方じゃないですわ…。
好きな様に生きたのなら良いと思うけど。暴れたり周囲に迷惑かけるアル中は論外だけどね。
晩年に選挙に出たりと横山やすしみたいだったな。
好きな酒でなら本望だったでしょ。
タバコ狩りと比べて酒の規制が緩すぎる。
増税や購入量の規制等、何か制限する仕組みが必要だ。
すでに死相が表れてますな
自分を律せれない人間
腹が立ったので殴った、とかやるタイプ
大量飲酒して死ぬなら本望では?アル中で治したいけど治らなくて苦しんでるならきついけど、酒飲む飲まないはいい大人なら自分で判断すべき。
江戸時代から酒浸りの日本人。
気をつけましょう。
同じ歳だから身につまされます 私もストロング9の500mを2本毎日日課の様に飲んでいたが アルコール90m摂取する事になる 頑張って辞めようと思います
呑みすぎは人にも迷惑かかるし、自分の命さえも短くする・・・。
こんな状況でもアルコール飲料が規制されないなんて・・・一刻早く製造販売をすべきだ!
日本酒であれば3合以上、ビールなら大瓶3本、ウィスキーはダブル3杯程度が目安、これくらい飲む人って普通にたくさんいそうですね。
飲む量も体調に影響有るが体を動かさないと駄目だよ。
日本酒3合以上が過剰飲酒で、適量は1日1合と推奨されていますが、酒好きが1合で済むわけがありません。
要は、酒は毒だから飲むなということでしょう。
同じ有害な嗜好品でも、タバコには厳しく酒には寛容で、特にワインについてはポジティブなイメージの報道が目立ちますが、これは社会的なバランスに欠けます。
この意味で、かつてのアメリカの禁酒法は、医学的・道徳的には正しかったと思います。
もっとも、誰も守らない形の立法だったため、かえって密造酒によるマフィアの繁栄などの弊害が大きかったですが。
なくなったと時から2~3年前の写真と
亡くなる直前のこの写真
同じ人物だったとは思えないくらいの老け込み方
酒は楽しく飲んで、飲まれないようにしないといけないと思った
下戸の当方でした。
酒はいつもチョッと一杯と思っても飲みだしたら、1杯では終わらない。
勝谷さんはストレス発散で呑んでいたのかな。
株の雑誌に寄稿されていたのが思い出されます。
ご冥福をお祈りします。
医師一家に育ち医師を目指したが、願いを叶えることが出来なかった。
そういった挫折感がいつも勝谷さんには付き纏っているように感じた。
アルコールが身体に悪いことは誰でもわかっているが、中々やめられないのが問題。
ホント、、70歳ぐらいに見える。
でも、好きなこと、わがまま通して逝ったんだから悔いはないよね。
持って生まれた肝臓の良し悪しもあるんだと思う。
(この病気の基準が缶ビール3缶以上を毎日継続して飲む人らしいけど)肝臓の強い人なら、毎日ビール3缶以上飲んだってたいした事にはならないだろうし、弱い人なら1缶でも休肝日なく継続して飲み続けたらリスクあるだろうし
他の臓器と違って肝臓は血液検査である程度分かるから、定期的に血液検査するだけでも違うと思う。
生きているうちはしょうがない。
特に本能と嗜好品は。
やっぱり酒なんか飲まないに越したことはないな。勝谷さんみたいに肝硬変になったりそれでなくとも酔っぱらって問題を起こしたりろくなことがない。それに加えて国に酒税も払いたくないしね(笑) 若い世代の飲酒量が減ってるらしいけど素晴らしいことだと思うよ。
兵庫県知事選に出馬する人がアル中だったとはね。確かサンテレビでお酒飲みながらゲストと話す番組やってたな。
酒はほどほどに
酒税を10倍ぐらいに引き上げよう
ビール一缶2000円とかになれば
アル中になったりDVや傷害事件を起こしたり
酔っ払い運転したりすることも減るだろう
NASHについても深掘りしてほしい。
西原の漫画に書かれていたが、ブラジルに行ったとき予防薬を飲むと酒飲めなくなるので、予防薬を拒否したり、現地のピンガという酒をがぶ飲みしたエピソードがあった。元旦那の鴨志田も勝谷もたくさん飲んでいたなぁ……