いま東京・国立劇場で上演中の歌舞伎「名高大岡越前裁(なもたかしおおおかさばき)」(26日まで)がおもしろい。時代劇ドラマでも知られる庶民にも人気の名奉行、大岡越前前守忠相(中村梅玉)の物語なのだが、“大岡裁き”の格好いい話とは少し異なり、絶対絶命のピンチに立たされる。
ここに昨年連ドラ「陸王」(TBS系)でシューフィッターを好演した市川右團次(54)の長男で、2016年に歌舞伎の世界に入った2代目市川右近(8)が大岡の息子・忠右衛門を熱演している。
名奉行は、壮大なウソで身分を偽っていることを確信している右團次演じる男(法沢後に天一坊)の正体を、なかなか暴くことができない。
ついに諦め、覚悟を決め、切腹しようとするクライマックス。白い着物に身を包んだ親子3人。父はまず、幼い息子の首に腹切刀を近づける。すると以下のようなことが起きる。
「父上、お待ち下さりませ~」と制したかと思うと、自ら切腹の作法に入るのだ。右近のセリフは2階席までよく通る、はっきりした声。驚く越前は、誰に教わったのか聞く。大岡妻・小沢(中村魁春)が武士の心得として「教えおいた」と説明される。
小さな体でかみしもの肩衣(かたぎぬ)をはね、三方を持ち上げ後ろに置く、堂々とした動きのひとつひとつがけなげで観客の涙を誘う。
初日前、右團次と右近の囲み取材があったが、右近はこの新鮮な役がうれしくてたまらない様子。「難しいけど楽しい。(切腹の作法を)いまここでもできるよ」というと、
おもむろに着物を脱ぎかけ、右團次が「大丈夫。いまやらなくていいから」とあわてて止めるひと幕もほほ笑ましかった。歌舞伎が大好きなのだという。
いま右近が演じている役は、右團次が初舞台を踏んだ際に演じた思い出深い役。1972年6月の京都・南座。そのとき市川猿翁(当時、猿之助)が演じたのが、今月右團次がふんしている天一坊だ。日本舞踊の家に生まれながら歌舞伎の道へ進み、いま息子が右近の2代目を継いでいる。
46年の年月をかみしめながら「もちろん懐かしさも感じます。まさかこの作品で息子とも共演し、師匠のお役をやらせてせもらえるとは」と感慨深げ。
しかし舞台ではこの天一坊を名のる男こそが、名奉行を苦しめ追い詰める張本人。写真のような仲の良い和やかムードの場面はありませんのでご了承を。(記者コラム)
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181118-00000109-sph-ent
ネットの反応
血だらけじゃねーか
小さい頃は歌舞伎や能はある程度年齢を重ねれば魅力興味が湧いてくるものだと思っていました。
40歳半ばですが、またまだですな。
“歌舞伎で毎日切腹 涙誘う8歳”とあったので、
一瞬、歌舞伎町が何だかすごいことになってるのかと思ったw
右近ちゃんは襲名披露の舞台でも大いに泣かされたほどの、歌舞伎界の子役ナンバーワンの演技力。それでいて、白塗りしたお顔は圧倒的なかわいさ。
この世界しか知らないというのも、ある意味、洗脳
切腹に励んだことがないからビックリ
毎日お母さんの美味しそうな料理を食べ、友達とプールにいったり、旅行したり、でもお勉強も頑張っている。舞台に出てるのに生意気な感じはなく、子供らしい!毎日がんばってるね。
タケル社長の成長が楽しみ!
ワンピース歌舞伎のチョッパーも可愛かったけど、古典でどんどん実力をつけて欲しい。
美談化
腹切りにならぬよう願うばかりです。
海老蔵みたいにならないようまっすぐ育って欲しい・・・。
それだけです。
古き良きものだけで構わないのに、古いだけのものは要らないね、全てにおいて。
病みそう
毎日切腹って、パワーワードすぎるわ。
日々精進のたまものでは
一瞬歌舞伎町で8歳の子が切腹したのかと思った、あるわけないなww
こうやってろくでもない大人になって行くんだね♪
天使か、、!
伝統の偉大なる後継者。
自身の人生全てを賭けて戦っている少年。
言い方を変えるとレールの上を必死に走っている少年。
右團次は梨園出身では無いのと師匠の猿翁が舞台に立て無くなり猿之助一門もバラバラな状態。苦労が絶えない中で襲名し良く頑張る。その苦労の成果は子の代、孫の代に花開く物だから今後に期待したい。
*一人の政治のブログの検索 マイデモサイト5
日本の悪殿、#$”、悪徳商売屋上司の奴隷文化。自殺は自分を殺すこと、殺人なのでやってはいけない。悪教育自滅の計でもある。
世界大戦が近いと思えるので、デモをして逃げよう。個人的にいい加減にブログで人々を教育してもよい。これはとても名誉なことでまだ誰も政府でなく人々の教育で民主政治とこの反戦デモに参加した人はいないんだ。
学校もあるだろうに大変だのう
毎日切腹するんだ・・・
小さい頃から稽古して立派だと思うけど、言い換えれば誰でもできるってことだと思う。
それを伝統だなんだって持て囃すから調子に乗って灰皿で酒飲ませるようなクズに育つ。
えみちゃんねるに親子出演してるのを拝見しましたが、とても可愛いかったです!!これからが楽しみですね。
能の隅田川とかもそうだけど
子役に喋らせるともう残念どころじゃないんだよね…
ファン意識で応援してる人にはいいんだろうが、芸術的にはもう、ほんと残念としか言いようがない。
世襲という悪い社会。麻生みたいにならない事を祈る
海老蔵も腹切れ。
その家に生まれた子というだけで、才能にかかわらず、将来が約束される。歌舞伎をやりたいと思っても、歌舞伎役者の家に生まれないとなれない。落語みたいに、弟子をとるようにして、周囲や師匠が認めた人のみが、活躍すればよいと思う。