1日放送のフジテレビ系「バイキング」は、バドミントンをめぐる訴訟で異例の判決が出た問題を取り上げた。この訴訟は、趣味でのプレー中に味方のラケットが左目に当たって負傷したとして、被害者女性がペアの女性に損害賠償を求めたもの。東京高裁はペアの女性の全責任を認め、約1300万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
バドミントンは相手にケガを負わせることもある格闘技やコンタクトスポーツではない。
そのためプレー中の事故でパートナーに「全責任がある」と認定されたことに、愛好者や関係者の間では大きな波紋が広がっている。
MCの坂上忍(51)は「この判決はバドミントンだけじゃなくて、全スポーツ、あとは学校の体育の授業とかいろんなところに影響を与えると思いますよ。
ケガを負ってしまった方のお気持ちを考えたら、生活にも支障が出るほどのものですから大変だなと思うんです。ただ、全責任っていうね…。びっくりしちゃった」と原告の立場に配慮しつつも、驚きの反応を示した。
番組に出演した弁護士は「これまで(の判決)と比べると厳しい」と話しつつも、判決の妥当性を訴えた。それでも、坂上は意図しないプレーで「全責任」を問われたことに首をかしげた。
バドミントンはシャトルの落下地点が読めない場合があり、また、プロと一般人との違いにも言及した。
「素人がやる時、ぶつかっちゃう場合だってある。前衛と後衛の間ぐらいに落ちることってよくあること。プロだったら見なくったってだいたい分かるから後ろに任せちゃうこともある」
今後、部活などで起こった事故でも同様の判決が適用される可能性は高くなった。
坂上は「100%安全が担保できるスポーツってあるんですか? 難しい中で合意の上で、そのフィールドに足を踏み入れている。
アマチュア選手とプロスポーツ選手の差ってあってもいいと思うんですけど、これがまかり通ったら日本のスポーツって弱体化していくんじゃない」と判決が与える影響を危惧した。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181101-00000021-tospoweb-ent
ネットの反応
お遊びのバドミントンらしいけれど、でもプレイするからには、お互いに了解の上でやっているはず。お友達同士だったのなら尚更、訴訟問題にしますか?もう少しお互いに話し合いはできなかったのでしょうか。
左目にラケットがあたる。つまり前衛の人が後ろを向いたということなので、そもそもその行為がいけなかったのです。後衛に任せて前衛はシャトルと追って後ろを向いたらシャトルもあたります。そういうことをわかったうえでスポーツをしてほしかった。残念です。