今年2月に「RYUCHELL」の名前で音楽活動を始めたタレント・りゅうちぇるさんの3rdシングル「Diversity Guys!」が10月17日、デジタル配信された。「多様性」を意味する「Diversity(ダイバーシティ)」という言葉をタイトルに掲げたこの曲。
どうして、いま「多様性」を歌うのか。音楽活動を通じて、どんなメッセージを届けたいのか。りゅうちぇるさんに聞いた。【BuzzFeed Japan / 伊吹早織】
自分らしく生きていくこと
ーー3rdシングル「Diversity Guys!」のテーマはどのように決めたのでしょうか?僕のSNSに寄せられるコメントの中に、「娘や息子の授業参観に好きな服を着ていきたいけど、周りの目が怖い」とか「学校で自分だけが浮いてる」とか、自分の個性を隠さざるを得ない人からの「SOS」がものすごくあるんです。
だから、自分の生まれ持った個性を発信することや、自分のなりたい自分に近づくこと、自分の色で勝負して生きていくことが、こんなにもキラキラで楽しいんだよ!ってことを、今伝えていきたいと思いました。
ーー歌詞はどうやって書いてるんですか?
まず、こういう曲を皆さんに届けたいっていうアイディアを作文にして書き出しています。
それを、作詞・作曲を担当してくださっているヒャダイン(前山田健一)さんに送って、そのまま歌詞に生かしてもらったり、英語にアレンジしてかっこよくしてくれたりって感じで作ってます。
例えば、冒頭の「僕が歩いた足跡にはラメが輝くよ」とかは、まさに僕の言葉をそのまま生かしてくれています。
僕も今は自分に自信を持って、個性を発信できるようになったけど、やっぱり中学生の時は、すごく苦手というかそんな必要ないって思ってて。自分の個性を隠して、それで友達ができるんだったら、その方がいいと思ってたんです。
でも結局、自分を隠すことによって、偽りの友達ができて、結局孤独を感じていました。孤独になりたくなくて、自分を隠したはずだったのに。
それで、こんな人生嫌だと思ってSNSに居場所を作ったことで、自分に自信を持てたし、じゃあ東京で勝負してみようかなとか、夢を見つけることができました。
自分を発信したことで、人生が切り開けたんですね。
だから、そういうことを伝えるために、歌詞はすごくこだわってて。「教科書は自分の中にある」とか、「前にならえは卒業」とか、すごくみんなに共感してもらえるんじゃないかなって思うし、僕が届けていきたい言葉です。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181017-00010002-bfj-ent
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