「タレントとしても人としても駄目」との声が少なくない。酒気帯びでひき逃げ事件を起こした元モーニング娘。の吉澤ひとみ容疑者(33)。
芸能界からも、明石家さんま(63)は「(同じグループでは)一番連絡を取り合っている仲で助けてやりたい気持ちはあるけど、フォローのしようがない。
飲酒、信号無視、ひき逃げでは……」と言い、
西川史子(47)は、ひき逃げしてから通報するまでの15分間について「多分ものすごいお水を飲んだと思うんですよ。
それでも4倍出たということは、相当、飲んでいた可能性がある」とし、ネットなどで指摘されている疑惑のひとつについて言及した。
また吉澤は飲酒について、「自宅で夫とアルコール度数の低い酒を2~3杯。前日の夜の常識的な時間まで」と供述したと報じられたが、その後に「夜まで飲んでいた。午前0時前には切り上げたと思う」との供述内容が報じられている。
事故直後の6日午前7時過ぎ、吉澤の呼気からは基準値0・15ミリグラムの約4倍に当たる0・58ミリグラムと泥酔やさらに酩酊ともされる濃度のアルコールが検出されており、
捜査関係者は「飲酒をやめた時間については供述と異なる情報も浮上している」とも語ったそうで、吉澤がこの期に及んでも保身のための虚偽申告を繰り返している可能性もあるとみられている。
■芸能界追放必至
それだけじゃない。事故直後に現場を離れたことについて「駐車車両がたくさんあって止められなかった」との吉澤の説明にも、
「車を止めるスペースはあったとみられる」との検証がなされているし、現場で「戻れよおまえ」との声が上がりながら、
それを無視して走り去ったとの証言も。テリー伊藤(68)は「本当に情けない。会社もきっと解雇になりますよ」と断言していた。なるほど、事件といい、事件後の態度といい、芸能界追放は必至の情勢になっている。
「吉澤の酒癖の悪さは一部では有名だった。とにかく潰れるまで飲んでしまう。アルコール依存症といっていいレベルです。イベント中に飲酒運転をほのめかすようなことを言っていたという指摘もあるし、どうして、そんな状態で事務所や関係者は放置していたのか」(マスコミ関係者)
素行不良、その他疑惑てんこもりの吉澤について、事件を取材するマスコミ関係者からも、そんな声が上がった。
■事件の背景にある事務所の管理体制の甘さ
芸能プロデューサーの野島茂朗氏はこう言う。
「吉澤の所属事務所はシャ乱Qが売れて、拡大して派生したことで知られています。売れたシャ乱Qの儲けから派生したプロジェクトで、さらに売れたのがモーニング娘。です。
その全盛期、タレントもマネジャーも、国民的存在へと売れていったグループの勢いについていけず、浮足立った印象でしたね。
モー娘。の生みの親がシャ乱Qのボーカルつんく♂であるのは今さらですが、当時同じシャ乱Qのギタリストはたけプロデュースの企画もあり、これがあまり売れなかった。
若いマネジャーまでもが『はたけ働け!』とバカにしたようなギャグを言っていたのを覚えています。
シャ乱Qが売れたから、マネジャーらの雇用が発生し、新プロジェクトに挑戦できているというのに、失礼だと思いました。そうした環境も、今回の事件の引き金といいますか、背景にあるように見えます」
所属事務所は「この度の件でご迷惑をおかけしている全ての皆様に所属事務所として心よりお詫び申し上げます」
「詳細が分かり次第、厳正に対処してまいります」と謝罪しているが、タレント教育や管理問題の責任は免れない。
有名で人気者なのだから、ある程度付けあがって何をしても許されるとでも思っていたのか。吉澤事件の裏には、芸能界の悪しき体質も見え隠れしている。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180911-00000012-nkgendai-ent
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