「週刊新潮、ばか野郎。するわけねえだろ。はらわた煮えくり返ってんだよ!」
日本大学への裏口入学疑惑が報じられたお笑い芸人・爆笑問題の太田光(53)。自身のラジオやテレビ番組でこの疑惑を否定した上で、出版元である新潮社に対しても“口撃”した。
「太田はかなり激怒していて、相方の田中裕二は同調しつつも、冷静になだめているような感じでした。まあ、過去のことだし、法律違反をしているわけでもない。学歴など全く関係ない芸能界で大成功しているのですから、こんな疑惑なんか笑い飛ばしていいものなんですけどね」(ワイドショー関係者)
妻であり、所属事務所社長でもある太田光代氏も、刑事と民事両方での法的措置を行うことをツイッターで明らかにした。
「光代夫人の怒りも相当なもの。実際に事務所の顧問弁護士である橋下徹前大阪市長を中心に訴訟の準備をしているそうです。ただ、肝心の太田本人は少しずつ冷静になっているようで、“なんで新潮社が……”と、怒りよりも落胆の方が大きいみたいです」(バラエティー番組の構成作家)
■作家として事実上のダメ出し
新潮社といえば、2010年に太田が出した初の短編小説「マボロシの鳥」を出版し、15万部を超すベストセラーになった。また、12年にも初の長編小説「文明の子」(ダイヤモンド社)の文庫版を同社から出版。蜜月関係で知られてきた。
「この出版不況の中、売れた『マボロシ――』は評価できますが、長編の方は話題性の割には売れなかった。しかも、太田は“賞を取りにいく”など気合十分でしたが、各賞のノミネートすらありませんでした。
新潮社はこうした状況を踏まえた上で、今回のスキャンダルを週刊新潮が出すことを容認したのでしょう。太田もその辺の事情を痛いほど分かっているから、余計に彼のショックが大きいのだと思います」(スポーツ紙記者)
つまり、裏口入学報道そのものより、新潮社に作家としての才能に見切りをつけられたことが、太田の怒りに油を注いでいるのかもしれない。
「どんな老舗出版社にも“作家タブー”が存在します。社内で歴史が古い小説などの出版部門は、週刊誌などを出す部門より発言力が大きいことが多い。
過去にはある週刊誌が巨匠カメラマンの不倫を報じようとしましたが、写真集を出す部門やファッション誌などから大反対されてボツになりました。
また、一昨年に女性誌が有名漫画家の不倫を報じましたが、あれは漫画を出してない出版社だからできたことなのです。なので、もし村上春樹のスキャンダルをキャッチしたとしても、『週刊新潮』はスルーするはずですよ(笑い)」(芸能ジャーナリスト・浅見麟氏)
太田が“世界のHARUKI”ばりに売れていれば、こんなスキャンダルもひねりつぶせていたかもしれない。今からノーベル賞作家を目指すしかなさそうだ。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180819-00000008-nkgendai-ent
みんなのコメント