第100回全国高校野球選手権大会第8日第3試合(星稜11-13x済美、12日、甲子園=延長十三回タイブレーク)2年連続6度目出場の済美(愛媛)が延長十三回タイブレークに矢野功一郎内野手(3年)のサヨナラ逆転満塁本塁打で、2年ぶり19度目出場の星稜(石川)との死闘を制した。済美は、2年連続で3回戦へ進出した。
星稜が一回に先制。安打と四球で一死一、二塁とすると4番・南保の右前適時打が生まれて1点先制。さらに、5番・竹谷の右中間を破る2点二塁打、7番・鯰田の右前適時打、8番・山瀬の右越え適時二塁打で一気に5点を奪った。
星稜は三回にも1点を加えて6点リードに広げる。一方の済美は三回に9番・政吉の左翼線二塁打と犠打で二死三塁とチャンスを広げて、2番・中井の左前適時打で1点を返した。
星稜は、五回二死二塁から遊撃手の悪送球間に、二走が一気に生還して1点を追加。しかし、ここまで好投していた先発の奥川が四回の投球時に足を負傷。五回から佐藤が登板した。
6点を追う済美は八回、死球と内野安打で無死一、二塁とすると2番・中井が左前適時打を放ち1点。さらに4番・池内の左前適時打と6番・山口直の押し出し死球で3点。4番手でマウンドに上がった竹谷をKO。
さらに二死満塁で5番手寺西から途中出場の武田の2点適時打で1点差とし、この回2打席目の9番・政吉が左翼スタンドへ3ランを放ち一気に8点を奪い逆転した。
逆転されて2点を追う星稜は九回一死一、二塁で5番・竹谷が中前適時打を放ち1点差。さらに二死一、二塁で7番・鯰田が左前適時打を放ち土壇場で同点に追いつく。済美は延長十二回に一死満塁の大チャンスを作ったが、星稜・寺沢が2者連続見逃し三振で切り抜けて、今大会に2度目のタイブレークに突入した。
延長十三回タイブレーク、星稜は東海林の二ゴロで一死二、三塁とし、野選と途中出場の3番・佐々井のスクイズで2点を勝ち越した。すると済美はその裏、無死満塁から矢野が逆転サヨナラ満塁弾で死闘を制した。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180812-00000577-sanspo-base
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