「X JAPAN」リーダーのYOSHIKIさんが2018年10月3日、「代替(だいたい)」の読み方を間違えていたとして、ツイッターで「ごめんなさい」と謝罪した。
YOSHIKIさんは9月30日、台風の影響でライブが中止になったことを受け、インスタグラムで「まもなく代替え案の発表を行う」とファンに告知。
この「代替(だいが)え」という表記に、一部メディアから「漢字は苦手」とのツッコミが出ていたのだ。
■「漢字はいまひとつのようだ」
今回の代替え問題を取り上げたのは、徳間書店が運営するニュースサイト「アサ芸プラス」。10月3日朝に配信した「YOSHIKIの神対応に称賛 でも『漢字は苦手』疑惑が浮上!」という記事だ。
記事では、台風による公演中止後に中継用の「無観客ライブ」を実施したことなど、YOSHIKIさんのファンに向けた対応を称賛。
一方で、インスタ投稿の「代替(だいが)え」表記については、「書籍編集者」のコメントだとして、
「読みは『だいたい』。『だいがえ』ではありません。YOSHIKIさんは『代替案(だいたいあん)』を『代替え案(だいがえあん)』だと思っているようです」
と読み間違いを指摘。「世界的なスーパースターで英語がペラペラのYOSHIKIだが、漢字はいまひとつのようだ」と皮肉気な一文も続けていた。
こうした記事に、YOSHIKIさん本人が反応した。3日夜のツイートで、上記のアサ芸記事のリンクを紹介しながら、
「ごめんなさい!間違えていました」
と謝罪。続けて、「勉強になりました!! 」ともつづっていた。
「だいがえ」は間違いなのか
だが、こうしたYOSHIKIさんの謝罪に、ファンからは「YOSHIKIさんは間違ってないですよ」との反応も。実際、ツイートのリプライ(返信)欄には、
「代替え←だいがえ 今は普通に言うので間違ってないんですけど」
「代替え、普通に使うから全然気にしないでください」
「わかりやすいようにわざと『代替え案(だいがえあん)』ということもある」
との擁護意見が数多く寄せられている。
広辞苑(第7版)にも「だいが(か)え(代替)」の項目があり、そこでは「ダイタイの重箱読み」との説明が。また、逆に「だいたい」の項目をひいても、説明文には「だいがえ」とも読むと紹介されていた。
また、明鏡国語辞典(初版)では、「『だいたい』が本来だが、『だいがえ』ともいう」と説明。実際、毎日新聞の9月20日付け記事など、新聞報道でも「代替え」という表記を使っているケースが多数あった。
そのため、YOSHIKIさんの「だいがえ」読みを誤りだとして、一概に「漢字は苦手」と評するのはなかなか難しそうだ。
確かに、騒ぎの発端となったアサ芸記事の末尾でも、「『だいがえ』ではありません」と指摘した同じ書籍編集者の話だとして、
「最近は『代替え』でも間違いではないという扱いになっています。YOSHIKIさんは必ずしも間違いではないんです」
とフォローするコメントも掲載されていた。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181004-00000008-jct-ent
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