【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】
ジュリーこと歌手の沢田研二が17日、さいたまスーパーアリーナでのコンサートを「客席がスカスカの状態でやるのは酷なこと」と開演直前にキャンセルしたことに、賛否両論の意見が飛び交っている。
ロンドンブーツ1号2号の田村淳は「お客さんに対して、なんとかそのパフォーマンスをね。どんな思いがあったにせよ、してあげてほしいなって思った」。沢田は観客が少ないために中止にしたが、「台風の過ぎ去った直後くらいにお台場でフェスみたいなのがあって、
僕がやってるバンドが出たら10人ぐらいしかいなかった。その時に思ったのは、晴れ間が見えて人が来てるから、とにかく曲をやらないで20分ぐらいかけて呼び込もうと。呼びかけたら200人ぐらい集まったんです。ジュリーもやるべきだったと思う」と言う。
ナイツの塙宣之も、福岡で行われた小松政夫の公演を例に出し、やるべきだったという。
「キャパが1000人のところ50人くらいしか入らなくて。それでもやり切りましたから。全然、動じなかった。1回目と2回目の間、楽屋でガウン着て葉巻を吸ってましたから。『こんなもんだよ』って」
逆にバナナマンの設楽統は、ジュリーの行動に共感を感じたという。
「分かるなって。昔、お祭りの営業で、だだっ広いグラウンドの真ん中にステージ組まれててね。俺らも若手で集客力もないから、まずそれでお客さん少ないっていうのもあるけど、まぁいないわけ。
で、始まってさらに雨降ってきちゃって。マジで子供とかが何人かぐらいだったから『みんな雨降ってきちゃったし、いいよ、上がんな』って。ステージに屋根があったから。それでみんなでジャンケンやって」と振り返る。
おぎやはぎの矢作兼も「俺はジュリーを支持するよ。苦渋の決断だよ。だってイベンターが悪いんじゃん。入るってウソついて、これやってくれたらシメシメ、みたいな感じだとしたらだよ。ポッと出の新人じゃねぇから。
(ビート)たけしさんとか、ラジオ休んでたりしたもんね、昔は当たり前のように。ジュリーぐらい大御所になると、たしかにあってもいい気がするな」と擁護する。
ダウンタウンの松本人志もフジテレビ系「ワイドナショー」で、イベンターのプロ意識について指摘している。
「お客さんが集まらないって、実はだいぶ前から分かっていたはずなんですよ。それを黙っていたんですよ。多分、当日に分かっても、さすがに止めないだろうとタカをくくっていた感じも僕はイヤですし。
プロならちゃんと歌えよっていう意見もあるかもしれないけど、プロを言い出すならイベンターのプロ意識はどうなるんだっていう話になるんですよ」
明石家さんまは「何の事情でドタキャンしはったか、本当のところはわからないですけども」としながら「沢田さんは昔のヒット曲歌わないらしいね。
だから、俺ら昔の歌、ものすごい聞きたいねんな。昔の歌、歌ったら行きたいなって思うねんけど、ジュリー!!」と切望している。
☆現役放送作家X氏=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳でラジオ番組で放送作家デビュー。現在はPTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181024-00000032-tospoweb-ent
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