今や“アニソン”と言えば、日本のポップカルチャーとして世界中で愛されるドル箱コンテンツだが、80年代まではPOPSとしての認識はまだまだ浅く、ジャンルとしても低く見られていた。
そんなアニソンがどのように市民権を得るに至ったのか? アニメ監督としてはもちろん、井荻麟(ペンネーム)という作詞家としても数多くの名曲を世に送り出してきた富野由悠季氏に話を聞いた。
■40年前、「アニソン=子ども向け」という認識を“突破したい”と考えた
――これまで富野監督が井荻麟(いおぎりん)名義で作詞された楽曲は、実に80曲以上にのぼります。作詞家をされた経緯を教えてください。
【富野由悠季】それは簡単な話で、総監督権限です。当時、『ガンダム』の楽曲はキングレコードから出ていますが、それまでのアニメ音楽というは「学芸部」扱いだったんです。
――学芸部、と言いますと“子ども向け”というニュアンスでしょうか。
【富野由悠季】僕もアニメの仕事をはじめて、レコード会社の社員さんと話をして初めて知りましたが、「学芸部」という言葉遣いでビックリしたんです。「それは何なんですか?」と聞くと、いわゆる童謡とか、学校の教科書に載るような楽曲担当だという。
――今でこそ、ポップスや流行歌、アニメ音楽などが小中学校の教科書に載るようになりましたが、40年前はアニメ音楽が教科書に載るということはほぼなかったかと思います。
【富野由悠季】そうですね。まさに教育的という視点で選ばれた曲しか教科書には載らなかった時代でした。
なぜ、アニメの音楽が一般の楽曲扱い、いわゆる歌謡曲をやっているような部署ではないのかと聞くと、「子ども番組だから」と言われもしました。
事実、「いけいけガンダム」的なOPやEDの歌詞の時には学芸部扱いでもよいだろう、「それはしょうがないよね」という了解もありました。
一方で、アニメ音楽というジャンルが“子ども向け”という認識を受けている状況を突破しなくてはいけない、とも感じていました。それだけのことなんです。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190518-00000322-oric-ent
ネットの反応
昨今のアニソン、名曲多いけども。
アニメではないけどマッハバロンのOPは凄い
グラムロック。
それこそ40年以上前の子供向け特撮でよくこんな曲をOPにしたなと思う。
ちなみに作詞は阿久悠、作曲は井上大輔
主題歌がどれだけ大切なものか,青春なんだよな~…タイアップだったり,コロコロ変えちゃたり,昔の情熱がかくなってきたな。
銀色ドレスかなあ。あれは美しい。
アニソンはその作品に対する象徴だと個人的に思ってる、作品内容と関係のない歌詞だったりアニメーションと噛み合ってない楽曲だったりするものはアニソンとは思えない。
ザブングル挿入歌の「わすれ草」も隠れた名曲だと思う。
「ガンダムOO」とか楽曲の凄くセンスが良い!
言っている事は解るんだが・・・
昨今の何にも関係ない様な曲がOPやEDとか
マジ勘弁すね・・・
そんな曲は・・・嫌いじゃないです!
良いじゃないですか?マクロスやダンバインの曲とか良いすね!
ささき、水木、堀江、大杉、という「アニソン四天王」の功績も忘れないで欲しい。とくに大杉久美子さんの歌声なんて、もはや神レベルです。
ハゲ御大のこのモノ言いが好きだ。
「このくらいでいい」と限界を決めてしまうとエポックメイキングは出来ない。判っていても誰もが出来る訳ではない。そして変化は彼だけの功績ではない。その当時、ある意味、機が熟していたんだと思う。。
残酷な天使のテーゼは作詞家が作品を全く見ていないから、良い作品が書けたと思うし
普通にプロの作詞家ですから。
テレビのオリジンのエンディングは歌手変える必要あったの?
すごく聴きづらいんだけど。
高音部がハスキー通り越して歌えてないと思うんだが。
ちゃんと声の出る女性ボーカルがダメならオリジナルが聴きたい。
アニソンを子供向けだけにしたくない思いと一流アーティストに歌わせようという潮流は既にアニメ業界に存在していた
沢田研二が歌ったさらばの「ヤマトより愛をこめて」
作詞は記事にも書いてある阿久悠
作曲が大野克夫
オリコンで4位、1978年度年間46位
ザ・ベストテン2位、1978年年間45位
ゴダイゴは銀河鉄道999「THE GALAXY EXPRESS 999」
作詞は山川啓介、作曲はタケカワユキヒデ
オリコン週間2位、1979年度年間14位
ザ・ベストテン1位、1979年年間8位
テレビアニメ主題歌では、1979年ベルサイユのばら「薔薇は美しく散る」、1980年釣りキチ三平「若き旅人」等タイトルを連呼しないトレンドが目立つ様になってきた
富野御大も間違いなくアニソンの印象改善に貢献した一人なのだが、当時はさぞかし劇場版のヤマトや999に嫉妬したのだろう
今のアニソンの多くは
「ただのアニメのタイアップ曲」
別にその曲じゃなくてほかの曲でだっていい
作品に合わせた曲もあるけれど
作品にピッタリでもOPやED映像とまったく合ってないという事が数多くある
曲はいいのにとても残念ってことが
キャッツアイを歌っていた杏里は
「マナーがなってない!」ので
アニヲタが死ぬほどキライだったらしい。
やっぱりガンダムがアニソンを変えたのかなぁ。JPOP にしたらダメだよな。純粋に必殺技名やヒーロー名を入れてこそアニソンなんだから。JPOP にしたかったら歌謡界でやれよ
ガンダムが取り上げらるニュースでいまもBGMとして流れるのは「翔べガンダム」なんだよなぁ…。そこで「哀戦士」とか流れると作ってる人わかってる!って思う。
井上大輔さんの死が本当に悔やまれる。
ここまでアニソンの地位やら認知が広く深く市民に行き届いている中で歌っていて欲しかった。
菊池俊輔、渡辺宙明、小林亜星、この三人はアニソン作曲家界の偉人!
名曲が多い。
阿久悠さんも低年齢層を意識した、ピンクレディーの数々の大ヒット曲を作詞してますよネ。
「UFO」の特大ヒットからだと思うケド。
アニソンに関しては、結局大人向け、子供向けよりセンスの問題だよネ。別にアニソンである必要なく、宣伝に利用した物もあるし、
富野カントクはF91で自身が作詞に関与をした主題歌「君を見つめて」をB面予定の他者作詞の「Eternal Wind」にテーマ曲を自ら変更して大ヒットさせた。元々音楽センスがイイんじゃナイですか?
ガッチャマン。
作詞家ならコスモスに君とも浮かぶ
今やアニソンはアニメ制作における売れ行きを大きく左右する重要アイテムです。富野由悠季さんは早い段階からこの事に気がついていらっしゃったようです。
後のエヴァを始め、宮崎アニメにも大きな影響を与えたことでしょう。アニソンの世界の基礎をしっかりと作ってくださった富野さんは本当に凄い方です。
技名やキャラ名を歌う昔のアニソンも、味があって好きだけどね。
アムロとシャアの一騎討ちでめぐりあいが流れる時は本当に今でも震える。
私のアニソンNo1はボトムズの炎のさだめ
サンライズは「CITY HUNTER」のエンディングテーマ曲のTM NETWORKの「GET WILD」でも斬新なことをしました。
「GET WILD」はサンライズのスタッフが冴羽リョウをイメージしたエンディングテーマの絵コンテを最初に作り、その後でそれを小室哲哉さんに見せて、「この絵コンテのイメージに合う曲を作ってほしい。」と依頼してできた曲です。
意識が高い!さすが御大!
ゴダイゴの999の曲もいいよね
富野監督の作詞数こんなにあったのか!親しんできた曲が富野監督作詞だったことに新鮮な驚き